週末はまた慌ただしく過ごしていました。
土曜は、浜松へ。ご縁があって静岡大学イノベーション社会連携推進機構の清水一男准教授の研究室を訪問しました。将来有望な新しい機器を見させていただき、今後どう美容分野で使っていくかを探るのが目的です。
新しい機器とはいえ、まだ医療機器として認可を得ている訳でもなく、研究室レベルでの話なのですが、美容への応用の可能性について説明頂き、その中で我々の領域で使えそうな機器の試作品を、当院でもテストすることになりました。様々な制約はありますが、大学の研究施設でじっくりとデータも取られており、理論は間違いありませんが、あとは「人の目で見た」「人に対する」効果が得られるかどうかの評価になります。
まず第一弾は、ドラッグデリバリーの革新的な手段になり得るかどうか。私の頭の中にもアイデアはいっぱい浮かびました。
ちょっと機器を見せて頂きました。私の手にプラズマが照射されている状態。電離した粒子が当たっている~という感じで、快感です。
静岡大学では産学連携を主として考えたイノベーション社会連携推進機構という組織があり、産業応用を常に念頭に置いて、様々な実験がなされています。そういった意味では、今回の交流で、何か一つでもお役に立てたら良いなと思います。
そして何より、私の子供と年齢が変わらないような学生や院生が実験しており、頑張れ~~と応援したくなる感じです。
せっかく浜松に来たのに鰻も食べず、うなぎパイだけ買ったら新幹線に飛び乗り、京都へ。
日本皮膚科学会に参加してきました。
今回はランチョンセミナーでの講演を依頼されており、皮膚科の先生方に美容医療機器の基礎理論について広く浅くお話をしました。私の担当は堅い話でつまらないかなと思いましたが、同じセミナーで東京女子医大青山女性医療研究所の根岸圭先生の素晴らしい講演があるとあって、満員御礼。
もちろん学会の時は、夜は全国から集まる先生方と飲み会。。。。
みんなではじけて、深夜まで飲めや歌えの大騒ぎでした。
やや疲労を感じつつも講演を無事済ませたらその足で新幹線。
しばらく慌ただしい週末は続きそうです。
↧
産学連携と新しい機器
↧