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Channel: 美容外科開業医の独り言
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第38回日本美容外科学会(JSAPS)にて〜その1〜

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この週末の連休期間に日本美容外科学会(会長:昭和大学形成外科主任教授 吉本信也先生)が横浜で開催されたため出席してきました。
5連休のうち3日間が学会及び会議です。。。。
当院は土日祝日が休診日ですので、診療に影響がなかったことが唯一のメリット。連休中にプライベートで何も出来なかったことが最大のデメリットでした。
今回の学会では5つの講演を依頼されており、準備に大忙しでした。ちょうどその前の週末は日本抗加齢美容医療学会にて2つ講演をしたり、依頼論文の執筆、韓国の美容医療雑誌の連載締め切りなど,ありとあらゆるものが重なってパニック状態でしたが、やっと落ち着きました。

さてさて、
学会前日は会議日。評議員会という重要事項の最終的な報告・確認を受ける会議です。重要事項を決める理事会や各種委員会の報告を有り難く拝聴させて頂きました。私などはもう若輩者の端くれでしかないので、ただただ聞くのみです。そして会議のあとは会長の招宴。各大学の教授や評議員、学会中のシンポジウム講演者など会の開催に貢献する医師のみを招いて開かれる会です。
今回、海外から招待された演者の一人が台湾の皮膚科医Peter Peng。古くからの知り合いで、今回の招待に際し私も推薦させて頂きました。
招宴にもいらっしゃってたので、記念に1枚写真を。

peterPengと

いつも笑顔で温和なドクターです。世界的にも有名で,アジア各国で開かれる国際学会、セミナーでは必ず演者として登場します。今回の講演も素晴らしく、その話についてはまた後日のブログで。

今回の学会のテーマはminimal change, maximam change。手術でどこまで人の体を変えることが出来るのか、またより少ない侵襲で何処まで手術に迫れるのか、です。
そのためシンポジウムも非手術と手術の演題の組み合わせ、対軸ある演者の発表が試みられ、非手術的治療の側として2つのテーマのシンポジストをさせて頂きました。そうは言っても形成外科医の先生方であり、外科的な治療を尊重しながらの話しとなりました。
非手術的施術が盛んになった現在、1度その優位性や限界などをきちんとまとめて討論した方がよいと感じていたので、今回の学会は自身にとっても非常に有益なものでした。

プログラム

さて、学会初日からの具体的なご報告は次回以降で。


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