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Channel: 美容外科開業医の独り言
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たるみ治療機器テノールの歴史

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本日早朝に海外出張から舞い戻り、診療再開。

詳細は次回ブログに報告します。

 

先週末は日曜日にAlma Lasers Spring Seminar 2017が開催されました。

Alma lasers社は蓄熱式レーザー脱毛機のソプラノ、光治療機器のハーモニー、フラクショナルプラズマRF&音波導入のレガート、痩身のアクセントウルトラ&Vシェイプ、高周波たるみ治療機器のテノールなどを製造しているイスラエルのメーカーです。

私自身はソプラノ以外は全て所有しており、この会社のヘビーユーザーです。今回はテノールについて,実際のクリニックでの運用法などをお話しさせて頂きました。

 

 

このテノール、導入して10年以上が経ちます。初期型のリラックスFという機器からテノールに買い替え、そして超音波の付加されたアクセントウルトラ、さらにはphase contorolシステムにより深部加熱がしっかりおこなえるようになった現行のテノール(アクセントXLi)まで長く愛用してきました。

長期経過による患者満足度はすこぶる高く、「綺麗に年齢を重ねていく」ための予防効果を兼ねた治療機器としての位置づけです。

12〜13年前、最初にこの機器を見た時には,その効果に半信半疑でしたが、当時流行っていた韓国を訪れ、沢山のドクターと面会してその評価を聞き、その後本社CEOのZiv Karni氏とその理論について何度もディスカッションをしました。自分の中でも徐々に運用方法について確立されていき、今では当院にはなくてはならない機器となりました。

引き締めたり引き上げたりする機器は沢山ありますが、テノールは全く違う位置づけの機器で、痛みなく肌の状態を改善していきます。若々しい状態に仕上げていくその独特の効果は比類するものが無く、私の大のお気に入り機器です。

 

今回は久々にCEOのZiv Karniが来日するとのことで、楽しみにしていました。Alma lasers社がまだまだ小さな会社だった時からの付き合いであり、一緒に東京のラッシュでの電車に乗ったり、色々な思い出がありますが、彼もすっかりCEOらしくなり(資産家にもなり)、またかなり年齢を重ねたので、今後は若い技術者や経営陣が舵取りをするのだろうと思います。前日夜の懇親会の席で最新の機器理論についても色々と話を伺いました。

 

今回のミーティングは盛大で、100名ほどの参加者とか。私も世話人の一人を務めさせて頂き、講演だけではなく座長のお仕事もしました。

 

講演者、世話人等で集合写真です。

 

 


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