週末は韓国ソウルで開催されたシネロンキャンデラ社のAPACユーザーミーティングに参加、講演してきました。
会場はシェラトンウォーカーヒルズ。そう、カジノで有名なホテルです。眺めも良く、なかなかお洒落ですが、今回の出張では一切外に出ることなく、カジノも行かず。。。。
初日は到着早々にピコレーザーのラウンドテーブル討論会に参加。極秘の内容を含むとのことで、日本支社の社長も立ち会い禁止。アジア各国から集まったドクター達と本社の間で機器の今後などについての討論がおこなわれました。シネロンキャンデラ社のピコウェイは4波長、7種のハンドピースが用意される世界初の機器となり、他社を一歩リード。そしてピコレーザーの中では最も様々な用途に用いることができるようになります。
実は、世界2大ピコレーザーメーカーのシネロンキャンデラ社とサイノシュア社の今年おこなわれた会議両方に参加した唯一のアジア人になりました(何の役にも立ってないと思いますが、少し自慢)。
移動の疲れが残るままでの英語のやり取りにすっかり疲労困憊。
感謝状を頂きましたが、名前がナリヤキになっていました。テリヤキのように読めます(笑)。
そのままディナーへ移動。なんと日本食でしたが、お酒は爆弾酒(焼酎のビール割り)をAlex Lee先生が作ってくれました。
そして翌日。
ユーザーズミーティング本番。韓国、台湾、中国、タイ、インドやオーストラリアなどアジア各国からドクターが集まった、なかなか壮大な会です。
今回は2つ講演。まずは脱毛レーザーのジェントルレーズ・ジェントルマックスproについて18年の経験、様々な応用をお話ししました。このジェントルレーズ、販売して20周年となるそうです。今回の会もこれを記念しておこなわれたようで、その中で医師のトップバッターとしての講演をさせて頂きました。
当院が長年おこなっているカーボンオイルを利用した毛穴治療や血管系の治療なども含めた総論を解説しました。賛否両論、色々意見を頂きましたが、逆に言えば皆さんに興味を持って頂いたようで良かったです。
脱毛用レーザージェントルレーズは開業以来、ずっと使っているシステムです。とても優秀な機器で、国内で最も使用されている脱毛レーザー。日本は全ジアでの販売のうち約半数を占めるそうです。そんな機械における日本代表として講演させて頂けたのは光栄です。
(ここから同業向け)
この機器を製造販売していたキャンデラ社はシネロン社に吸収合併され,シネロンキャンデラ社になりましたが、今や製品群、開発陣なども含め、中身はほぼもとのキャンデラ社となりました。そしてビッグニュース。独自のフォトIPLである「 I2PL」で有名なエリプス社を合併しました。IPLはシネロン社の十八番なのですが、ここでエリプス社を買収したということはIPL技術をこちらに切り替えるという狙いがあるのでしょうか。
さて、長くなりました。続きはまた次回。