当院導入のピコ秒レーザー「ピコウェイ」は4つの波長(色の種類)を発振、現時点では7つのハンドピースを装着可能で、10種類の照射方法を持つことによって肌表面の様々な症状に対応できます。
これらの照射方法のうち3つを選択して同日に実施するピコトリプルは当院オリジナルの手法としておこなっています(現在データを得た一部の照射方法を国内外の学会などでも発表しています)。
治療の適応はシミ全般と肌の張り、質感(毛穴やちりめんじわ)になります。たるみには殆ど効果はないので、あくまで皮膚表面の治療とお考えください。もちろんピコトリプルではダウンタイム(テープを貼ったり腫れたり等制限のある期間)を殆どなくしての治療が基本です。
シミの治療などにおいては、患者様はどのような治療をしたら良いのか分からないからお任せしますと仰る人が多く、こちらが詳しく説明して幾つか治療法を提示しても、やはり素人判断では難しく何を選択するべきは分からないものです。そんな時にはピコトリプルによるカスタマイズ、オーダーメイドの治療も選択肢になります。
もちろん患者様の肌の状態に応じて使うべきハンドピースは異なりますので、当然効果も違います。どれを使ってどのような結果を出すのかが腕の見せ所です。短期的な結果から長期的な管理までハンドピースを変えながらの治療となります。
他にもフォト(アイコン)、Qスイッチアレキサンドライト/ルビーレーザーやロングパルスNd:YAG/アレキサンドライトレーザーなどもあり、最適なものを都度都度で提案することもあります。また長期管理をする上ではスキンケア系の治療(導入系のメソアクティスやハイドラジェントル等)も重要となります。
様々な治療を提案できるのが当院の強みではあるのですが、ピコトリプルは中心的な位置を占めるようになってきました。