その後は評議員会に出席して、シンポジウムを聴講して帰宅。
しっかり勉強して、しっかり食べた週末でした。
そして火曜の祝日も、京都まで日帰りで医学書出版に関するお仕事。ちょっと休みがほしいかも。
その後は評議員会に出席して、シンポジウムを聴講して帰宅。
しっかり勉強して、しっかり食べた週末でした。
そして火曜の祝日も、京都まで日帰りで医学書出版に関するお仕事。ちょっと休みがほしいかも。
今回の講演は口の中や下まぶたの裏側からの照射による弛み治療スムースリフトの理論と効果についてです。この両方とも、韓国では既に広くおこなわれています。しかし理論的な裏付けがあまりないままであり、形成外科医の立場からその機序を考察してみました。
スムースリフトは当院の正式メニューになっていますが、まだクリニックサイト上では公開はしていません。治療費が高いので、これをいかにリーズナブルに、かつ効果を落とさずに出来るか、今考え中です。最近やっとその糸口が掴めてきました。
座長は世界的に有名なWooseok Koh先生。ほかにも講演者の殆どは友人でした。何だか気がつけば韓国のドクターとは深い繋がりがあります。皆さん親切で、ホントに良い人ばかり。
最初はもっと小さな会かと思っていましたが、有名な医師が沢山。
残念なことに、殆どの講演は韓国語。何を言っているのか理解は出来ず。。。。プレゼンスライドは英語の先生が多かったので、何とかなりましたが、もう少し勉強したかったかな。
会は昼からなので、朝は漢江沿いをランニング。
整備されてて気持ち良いです。
ドラゴンシティ。ショッピングモールあり、ホテルは4つの複合施設。
グルメも少し。ミシュラン星付きのカンジャンケジャン。しょっぱさがなく、美味しかったです。
松茸のスープも。
もちろん翌朝は旅ラン。大濠公園にて。
さて、夜は暇なのでナイトマーケット。インスタ映えするというスポットへ。
もちろんグルメも。ローカルなタイヌードルのお店。
地元の高校生も沢山いました。
そして定番の蟹と卵のカレー炒め、プーパポンカリー(ソンブーン)。ここは予約も可能ですが、予約なしでもだいたい30分待てば食べられるので、毎回必ず訪問。
夜遅くには宿泊ホテルそばのルーフトップバーにも。
帰国日の朝ご飯に、鶏ご飯カオマンガイ。
このカオマンガイの店はミシュラン星付き。
下町エリアの塩埕埔を走りました。
新年、明けましておめでとうございます。
今年初のブログです。
早速なのですが、患者様にお伝えしなくてはいけないことがあります。
年明けからクリニックの温水器が故障してしまい、ご迷惑をおかけしています。
水は出ますし、水道水よりは温度は高いですが、温水ではないため、出来ればノーメイクでご来院頂いた方が宜しいかと思います。
10日程度修理までかかる見込みです。
クリニックも現在の場所になって16年経ち設備の老朽化があるため、床壁の貼り替えなど含め定期的に補修や点検をしていますが、今回は設備の故障となり、ご迷惑をおかけします。申し訳ありません。
さて
今年も新しい情報を積極的に入手し、発信していきたいと思います。また自身のスキルアップにも時間を割くつもりです。国内では不十分なので、やはり今年も海外に行き、様々な学会等で勉強したいと思います。まだまだ力量が足りないので、もっと知識技術とも磨きをかけて最良の美容医療ができるよう努力する所存です。宜しくお願い致します。
今回の学会、テーマは「つなぐ」だそうで、私の講演も、それに準じて、アジアをつなぐ、理論をつなぐ、開発をつなぐ、の副題で、美容医療におけるレーザー・機器治療という演題名としました。このような総論の話を出来る機会は本当に少ないので嬉しかったです。
最近のコロナウィルス騒動で、国内外の学会が中止や延期となっています。そのため出張予定で休診となっていた日程も診療をしますので、初診予約などは少し取りやすくなっています。今年前半はほぼ暦通りの診療です。
この春、台湾レーザー医学会、韓国美容皮膚科学会、AMWC(アンチエイジング系学会)などアジアから講演の依頼があり、日本の中堅ドクターを連れて行ったり、友人達と親交を深めることも楽しみにしていたのですが、残念ながら今年前半は難しそうです。日本形成外科学会学術集会も今年は8月に延期となりました。
おかげで週末は執筆活動に勤しんでいます。元々執筆のため今年の講演活動は少しセーブしていますが、今は週末の仕事が何もないです。
本当はつい最近、最後の仕上げが終わった医学書が一つ、春の学会開催に合わせて出版されるはずだったのですが、どうなることやら。そのほかにも以前出版された書籍の第2版執筆や、美容皮膚科系のかなり本格的な書籍等の分担執筆、編集が数冊あったり、韓国の美容医学商業誌の連載の再開など、今年は執筆イヤーとなりそうです。
私は一医療人。ビジネスのことは今一つ苦手です。このような仕事をしているのが性に合っているのかもしれません。
この業界で少し変わったポジションとして20年ほど勤しんできました。最近やっと大学の諸先生方にも評価されるようになり、色々な依頼も増えてきました。
美容医療は怪しい医療とされた頃から比べると雲泥の差です。しかしながら私自身のおこなっていることはずっと変わってないので、世間の評価が変わっただけ、そう思います。でも、それが大事と思う今日この頃です。臨床をなおざりに商業主義的に新しい治療を先導するドクターが徐々に排除されていっている現在、自身もそうならないよう、襟を正して診療に、学術活動に励みます。
雑感のブログでした。
さて
コロナウィルス感染はいつになったら終息するのでしょうか。密閉された空間(屋形船、ジム、コンサートやライブ、クルーズ船など)での集団感染が主とはいえ、見えない敵というのは恐怖であり、飲食や旅行業は大きなダメージのようです。
今、まさに封じ込めの瀬戸際であり、この2週間(潜伏期間)が経過したのちに発生件数が徐々に下がり始めるかどうか、です。その間,私は屋外をランニングすることでストレス発散かな。
拙著、「美容皮膚医療ホントのところ」が本日発売となりました。Amazonでは4月1日から販売の予定みたいです。医学専門書です。
詳しくはこちら。ご購入、お待ちしております。
結構ふざけた表紙と思われるかもしれません。私自身、出版社からこの案を頂いた時には「専門書なのに大丈夫か?」とちょっと驚きました。ギリシャ神話の神に喩えて、それぞれの著者を紹介するということで、私は編集責任者という事でゼウスとなりました(笑)
御協力、ありがとうございました。
このような医学書はこの業界を良い方向へ導くために非常に重要だと思っています。雑誌などのメディアは一般への啓蒙もありますがビジネス的側面も強く、やはり医師たるもの、自分の主張はこのような形で残したいと思います。そして少しでも同業者が役に立ったと言ってくれたら、こんなに嬉しい事はありません。
新型コロナウィルスCOVID-19の影響で東京は緊急事態宣言が発令されました。
当院は職員数を業務に支障がない最小限度まで減らして(自宅待機を命じ)診療は継続しています。抜糸や処置が必要な患者様はどうかご安心ください。スキンケア系の処置は当面予約制限がありますのでご了承ください。
安全対策として、スタッフ全員が保護メガネ、マスク着用をしておりますので、いつもと違った雰囲気です。入り口ドアも開放し、各部屋の窓も必要に応じて開けております。また来院者全員に非接触型体温計による検温を実施しております。
3密を避け、人との接触頻度を減らす、このような態勢で絶対に大丈夫とは言えないかもしれませんが、最大限の配慮をして診療しております。
プライベートでは全て家ごはん。外出は犬の散歩と子供のマンションに行くくらいです。一切公共交通機関に乗らず、移動は自家用車か自分の脚。先週は50 kmランニングしました。でもなぜか痩せません。。。。
早くこのウィルスの流行が収まりますように。
コロナウィルス感染者拡大の影響で全国的に様々な活動制限がおこなわれており、美容医療も例外ではありません。当院でも先日公開された日本美容外科学会の指針に従っています。学会に属する以上、指針に従うことが責務ですし、今後も指針が変更されれば随時診療内容を変更する可能性があることはご承知ください。
具体的には
侵襲的な美容外科手術の延期や低侵襲化;侵襲性の高いものの延期。これらは、あくまで手術に関するものです。但し注入・機器治療など非侵襲の施術でも口腔内など粘膜面からの治療はエアロゾル化して散布のリスクがあるため中止。
感染症治療に必要な医療資源(医療物資、輸液、抗生剤、ベンチレーター、医療スタッフ等)の使用を最小限に;さまざまな点滴の中止、抗生剤は外用内服のみ、医療スタッフは半数以下の出勤と休業措置
来院頂く患者様には検温の実施
当院スタッフは毎朝の検温、マスクおよび保護メガネの着用。
診察室は患者様入れ替えごとの消毒。予約件数制限による混雑緩和。ドアの開放など通気・換気。
厳しい期間が続きますが、上記が当院の対策です。精一杯のことはさせて頂きます。
ただ、必要な医療もあります。美容的な施術であっても治療後の経過来院なく悪化した方や、ニキビの急激な増悪、ケロイドの症状悪化、肌ケア中断から皮膚炎の進行なども見られておりますので、お気をつけ下さい。不要不急か否かを考え受診頂ければ幸いです。
ウィルスは見えない敵であり、万全にしていても絶対はありませんが、衛生面には気を付けて、また学会の指針を順守して、今後も診療を続けていきたいと思います。
新型コロナウィルスの影響で,世界中が大変な状況となっております。美容医療なんて言っている場合ではない、そんな時期です。他国の医師仲間の状況を見ると、欧米では多くが休診中です。国際学会のwebセミナーではafter CORONAでどうするべきか、等が論じられています。
しかし一方で、台湾や韓国では診療を継続しているようです。我が国も多くのクリニックは診療を継続しています。平常通りの患者数というところもありますが、激減しているところもあり、経営が大変という話もよく耳にします。
美容だけではなく内科等の一般医療機関も受診患者数が減少し,経営難になっているそうで、飲食だけでなく、人と対面する必要のある仕事は感染症関連以外は全て厳しい状況なのだと痛感します。
当院においては,予約がなかなか取れないという状況ではなくなりましたが、診療は通常通りです。来院希望の方はいつものように御予約下さい。しかし感染予防のため待合室の混雑回避、social distanceや診察毎に清拭消毒など、どうしても予約人数の制限が必要であり、ご不便をおかけしています。
さて、美容医療は不要不急でしょうか。もちろん殆どはそうです。ただ、何を基準に不要なのか、不急なのかを論じることは難しいです。個人によって考えは異なります。そして2〜3週ならともかく、長期化してくると話も変わってきます。ですから、同類のものでたとえるのが良いかなと思っています。
視点が変われば価値観や判断も変わりますので、これはあくまで現時点での私個人の意見です。そして美容医療に肯定的な考えを基本としています。否定的考えなら全て一生涯不要になってしまうので、その点はご了承下さい。
しみの治療:これは白髪染めと同じと思います。放置しても見た目の問題だけ(紫外線予防は必須です)。気にしないなら白髪染めも不要不急です。一生白髪を染めない、なんていう人からすれば意味のないものです。こんな時期に白髪を染めに行くなんて言語道断、そう考える人もいるでしょう。一方で見た目が気になる、何とかしたいという人もいるでしょう。市販の白髪染めで十分だという人もいれば美容室に行きたいという人もいるでしょう。待てないか、長期でも我慢するか、永久に放置か、個人の考え方次第です。
ヒアルロン酸注入:ネイルや睫毛のエクステと同じです。急ぐことはないですし、1年放置でも、あとで何とでもなります。マスクするしstay homeだから人と会わないので今は不要。それで構いません。しかし「いや、外見は重要。ネイルのない指なんて恥ずかしい」、今の時期でもそう思う人もいるでしょう。逆にネイルをしない男性からしたら何を馬鹿なことを、そもそも平時でも「不要」だろうと感じるかもしれません。ただ、不急ではあっても女性にとっては「不要」ではないとは思います。
ボトックス治療:床屋と同じです。髪なんてしばらく切らなくても外見以外は困りません。でも切れば元通りすっきり。ボトックスを打たないと眉間の彫ったような縦皺が出てきますが、別に外見以外は困りません。でも治療すればすっきり。長期打たなければシワが深くなります。ただ短期に立て続けに治療する必要があるものでもありません。
たるみの機器治療:肩こりや腰痛で整体に通うのと同じ(何に重きを置くかは価値観の差なのでお許し下さい)。止めると悪化しますが、命に関わるものではありません。でも継続しないと,加齢と主に進行し、元には戻せません。「急を要する」治療ではないですが「不急」ではありません。定期的な施術を要します。もちろん、あくまで外見を気にする人に限ります。
スキンケア治療:基礎化粧品などと同じです。特に女性にとっては不要ではありません。乾燥を防ぐには必要です。ただ毎週のように念入りに通院するかどうかは微妙です。1〜2ヶ月も間隔が空くと肌の状態が悪くなりますので、治療が必要な人も多いと思います。
二重まぶた,隆鼻など手術:さすがにこれはたとえるまでもなく。。。。あとからでも結果は同じです。でも生涯不要、ではないと思います。ただ、メディアで言われるように長いダウンタイムが可能だから美容外科クリニックは大繁盛というのはミスリードで悪意ある記事です。
なお、ニキビ治療やケロイド治療は中断すると症状が悪化します。命に関わらない限り医療機関に受診するなというのはロックダウンになった時に考えましょう。現状なら症状悪化を防ぐことを考えて良いと思います。
美容医療は生死に関わるものではありませんが、求める人にとっては「不要」ではありません。なにより「美容」そのものが悪いのではありませんし、数ヶ月にわたる「不急」なのかどうか、でしょう。それは個人の価値観に左右されます。
そのうえでウィルス感染にとってリスクがあるかどうか、それを防ぐための行動様式に合致しないものは自粛しなくてはならないという考えではないかと思います。
なお、
当院では来院時の非接触式機器による検温と様々な感染防御態勢のもと通常通り診療をしています。またマスクとゴーグル着用で診療していますことはご容赦下さい。
前回のブログは多方面から反響があり、患者様からは来院の指標になると言われる事が多いです。今回はもう少し踏み込んだ話を書きたいと思います。再度申し上げますが、あくまで私個人の見解です。基本的な事項については日本美容外科学会の指針に則っています。
美容医療は人によって価値観が違うとは思います。不要かどうかの判断は主観です。化粧する人もしない人もいます。外見を気にするかどうか、おそらくこの時期、気にしない方が増えているでしょうし、今後もその傾向は少し残るかもしれません。美容を一生涯不要と考え直す人がいても、その思考を否定するつもりもありません。
しかし当院において今も来院下さる患者様は不要ではないと思うから通院頂いているので、学会等の基準を守り、感染対策をしっかりとして診療をしています。どうぞ気兼ねなくご来院下さい。
もちろん1ヵ月など短期的であれば美容は不急です。流石にちょっと控えるべきであろうと考えて当然です。しかし緊急事態宣言が出て1ヵ月を超え、制限ある生活は中長期化するでしょう。美容・化粧品やファッションなどの産業は長期的にも不要であると言う人は少ないのではないかとは思います。国の方針、新しい生活様式に従いながら自身の社会生活、仕事や趣味を再開しないといけないのだろうと考えます。
あとは医療機関がどれだけ感染対策をして患者様を受け入れるか,安心して頂くかによるのかなと思います。長期的なビジョンに則った対応と言うべきでしょうか。
現在,当院では来院時の検温、受付ではアクリルの透明防護板で飛沫を防ぎ、ドアや窓の開放で換気を常に行い、職員全員がマスクとゴーグル着用、診察室は患者様一人入るごとに椅子など触れたものを清拭しています。基本的には健常者が対象の美容医療ですが、一般クリニックと同じレベルの防御はしています。
では他の国はどうでしょうか。
台湾人医師Peter Pengが感染対策をネットで紹介しています。彼は私の古くからの友人で,今では誰もが知るアジアを代表する美容皮膚科医。医師が多数所属する大きなクリニックを高雄で開設しています。医師としても経営者としても私は足元にも及ばないですが、不思議と仲良くしてもらっています。
具体的な対策についてのビデオはこちら。
下はキャプチャー画像。
ここでPeterはマスクできるからアグレッシブな治療をするにはベストな時期と言っており、確かに事実ですが、日本ではこれを公言することは憚られます(笑)さすが台湾。
きちんと対策をして、そのうえで美容医療によって心の安定を得ることを当院では目指そうと思います。
短期では患者様の安全のためある程度自粛は必要だと思います。中長期では、美容とは言え症状が悪化するものもありますし、取り返しがつかないものもあります。口紅などメイク道具との違いはそこにあります。もちろんピュアな美容医療でも、老けてから治療するよりも老けないようメンテナンスも重要です。心理的にも女性から長期に「美容」を奪うことは避けて然るべきです。
アフターコロナを考えた診療が考えられるべき時期なのかもしれません。
ある種の美容バブルであった時期は過ぎ、美容医療は今後大きく変わるでしょう。