前回ブログの続きです。
形成外科学会では美容領域以外でも様々な知識をinputしてきます。腫瘍や傷跡・ケロイドなど,実際に当院でおこなっている形成外科として重要な診療分野もありますので、最新情報・治療を自分の頭の中にアップデートする必要があります。
日々の診療ではクリニックレベルでは対応できない症例もあります。その場合には大学病院などへ紹介する必要がありますが、今現在何が最新の治療として可能なのか、それを期待して紹介をするわけですから、知っておくべき知識になるのです。
もちろん逆に、私の専門領域である機器を使った治療などは、大学病院では所有していない機器も多々あり、現在このレベルの治療が可能であると学会発表などでお知らせし、適応がある患者様を紹介頂く事も多いのです。
さて、今回の学会では私は部分痩身レーザーについて講演をさせて頂きました。
最近はこの機器の話しばかりです。今年はアジアマーケットに注力していくという製造会社の意向もあり、この春まではこちらにウェイトを置いた学会活動をしてきました。かなり臨床データも蓄積され、コンセプトも練れてきたので、ちょっとは面白い話ができたかなと思います。学会最終日の昼の講演にもかかわらず盛況で、有り難かったです。
同じセッションで講演されたのは、西日本におけるレーザーの権威である葛西健一郎先生、座長はレーザーにおいて今最もアジアで学術的活動をしている東海大学の河野太郎准教授でした。
講演終了後はお二人と食事会。葛西先生はQスイッチNd:YAGレーザーを本邦で最も早くから使用されているのですが、その歴史などについてじっくりとお話を伺い、勉強させて頂きました。
さて、出張なのでやはり旅Run。宿泊ホテルから大阪城まで、米子で開業されている林原伸治先生とご一緒しました。
ちょうど造幣局の通り抜けの時期。早朝は誰もいません。
屋台があると賑やかでワクワクはしますが、風情がちょっと。。。。
しかし、少し外れると
綺麗なサクラを見てパワーチャージ。